炭素繊維成形断熱材はカーボンファイバーを積層して作られております。
耐熱温度は、酸化還元雰囲気では、約2500~3000℃まで持つと言われています。光ファイバー製造用高温加熱炉・誘導炉などで炉内用断熱材として使われております。
- C/Cコンポジットを貼付け、高強度・耐摩耗性・発塵防止を施した断熱材
- 膨張黒鉛シートを貼付け、発塵防止とガス透過率を防いだり、輻射熱遮蔽性をあげ、熱効率を上げた断熱材
- 炭素繊維のクロスを貼付け、発塵防止と強度を上げ、表面保護した断熱材
- グラファイトコート処理を行い、発塵防止を行った断熱材にも対応いたします。
炭素繊維成形断熱材
お客様の使用環境や装置の大きさ、形状に合わせた断熱材を製作いたします。
炭素繊維成形断熱材に表面処理を行えば、コーティング成形断熱材になります。
更に、上記のように、表面にCCコンポジットや、膨張黒鉛シートなどを貼り付け、炭素繊維成形断熱材の性能をアップする事も出来ます。
コーティング炭素繊維成形断熱材
炭素繊維にコーティング処理を施すことにより毛羽立ちを防ぎ、繊維の飛散を防ぐ事が出来ます。
炭素繊維がカール状の素材も取り扱っており、直毛の物と比べ飛散や毛羽立ちの少ないカーボンファイバー断熱材の取扱いもしております。
断熱材固定カーボンピン(ステープル・ステップル)
炭素繊維成形断熱材を組み立てて固定する際、従来は炭素繊維の紐で縫い付けておりました。
ステープル(ステップル)は断熱材を固定したり、膨張黒鉛シートや炭素繊維のシートを張り付ける際に使うピンです。